ltled4’s diary

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蛍光灯からLEDに交換する方法

従来の蛍光灯からLED蛍光灯に交換するには電気工事士による工事が必要となります。LED蛍光灯のバイパス工事とは既存の安定器の線を切断しLEDランプと直結する配線工事のことです。LEDは直流のため100Vまたは200Vで送られてきた交流をLED側の電源で直流に変換しLEDを点灯させます。
 このバイパス工事の配線方法はLEDの構造によって異なりますが給電方法が片側であれば片側配線を行ないます。両側給電であれば両端配線を行ないます。メーカーやランプの種類などによって配線方式は変わるため事前に配線方法の確認を行うようにしましょう。
 片側給電方式のLED蛍光灯:1灯式、2灯式の配線方法になります。片側給電になっているので片側のピンは+-向きはどちらでも問題ありません。配線は100Vまたは200Vの電源から直結します。直結をした側が給電されるのでランプの装着向きと器具の方向を一致させます。
 万が一ランプの方向を逆にして装着した場合は点灯しません。誤って装着してしまっても逆のピンはダミーになっているので点灯しないだけで安全性は保たれています。
 工事の際に照明器具の給電側にシールを貼ってランプの装着方向を間違えないように対処をすると良いかと思います。また片側配線方式のメリットとしては工事が簡単なため作業時間の短縮にもなります。
 両側給電方式のLED蛍光灯:両側給電の場合は蛍光ランプの両方に配線を行うのでランプの装着方向はどちらでも大丈夫です。
 両側ともピンの片方を100Vまたは200Vの電源と配線を直結します。点灯方法は片側給電と同じで交流をでLEDの電源で直流に変換しLEDが点灯します。片側配線と違い多少工事の手間はありますがご挿入による不点灯はありません。