ltled4’s diary

生活を楽しむ

LED照明の明るさ

従来型の照明器具に使われている白熱電球は、その消費電力量であるワット(W)数を明るさの目安としていました。しかし、白熱電球よりもはるかに少ない消費電力で同等の明るさを実現できるLED電球・LED照明は、ワット数で明るさを表現することはできません。それでも従来は、白熱電球の明るさを参考に「○W(ワット)形相当」という表現が使われていました。しかし、LED電球・LED照明の製品パッケージに表示されている「○W形相当」という表示がメーカーによって統一されていなかったため、同じ「○W形相当」でも明るさが異なるなど、利用者に混乱が生じました。明るさが足りないというトラブルも多発し、2012年6月には消費者庁がLED電球の明るさを誇大表示したとして、国内メーカー12社に再発防止命令を下しています。
これまで照明器具を選ぶ時に目安にしていたのは、Wで表記されている「ワット」ではなかったでしょうか。例えば「40Wより60Wのほうが明るい」というように、ワット数が大きいほど明るいとして、白熱灯や蛍光灯を選んでいたと思います。
照明器具は部屋の大きさに合った明るさのものを選ぶ必要がありますが、LEDシーリングライトの場合、メーカーのカタログや家電量販店などの店頭で、適用畳数の表示をしています。