ltled4’s diary

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魅力あるLED照明の開発?提案による市場活性化がポイント

LED 照明は①発光効率の改善による節電効果アップ、②チップ増産による価格ダウン、により今後一層魅力ある製品となると予想される。企業サイドにとっても、4~5 年スパンでみると LED 照明市場の急拡大からビジネスチャンスといえよう。しかしながら、LED照明の寿命は蛍光管の約 6~7 倍であり、一旦普及すると照明の買換サイクルは長くなることになる。長期的にみると従来の照明ビジネスと同様な開発?販売戦略を続けると照明市場が縮小してしまう可能性は高い。
 こうした中で、魅力のある LED 照明の開発?提案により照明市場を活性化させることは、十分可能と考えられる。LED 光源は長寿命による省エネ効果以外にも小型化、調光?点滅が自在、衝撃?振動に強い、防水構造が容易などの優位な特性がある。こうした特性を活かした製品開発により、従来の照明ではできなかった様々なタイプの照明を実現することができる。また、現状の照明は蛍光灯の寿命がくると照明器具はそのままで、蛍光管を取り替えるのが一般的であるが、魅力的な照明を開発することにより、LED 光源の寿命毎に照明器具の買換えを促進することなども考えられる。
 「第 4 世代のあかり」である LED 照明は、様々な照明方法の開発により、単に従来型照明の置き換えでなく、新たなニーズを取り込むかたちで市場の活性化を図ることが期待される。